iPhoneアプリケーション開発に必要なものは?

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開発に必要なもの

iPhoneアプリケーションの開発には少なくともまずハードウェアとしてインテル製のCPUを搭載したMac OS X搭載機が必要です。 なぜかというとiPhoneアプリケーションの開発環境であるiPhone SDKはインテル製のCPUを搭載したMac OS X搭載機でなければ動かないからです。 ちなみにiPhone SDK 3.2からはMac OS X 10.6(Snow Leopard)でないと動作しないので、Mac OS X 10.5以下の場合はOSのアップグレードも必要になります。 iPhone SDKはアップル社のサイトからダウンロードする必要があるため、インターネット接続環境も必要になります。 アプリケーションを開発してシミュレーターで動作を確認したら、実機に転送して最終的な動作確認を行います。 この実機への転送のためにiPhone Developer Programへの加入が必要になります。iPhone Developer Programは1年ごとに更新が必要です。 当然ながら最終的な動作確認には実機(iPhone/iPod touch/iPad)も必要です。 実機については、カメラやバイブレーターなどのiPhoneにしか搭載されていない機能を利用するアプリケーションの場合には、 当然ながらiPhoneの実機が必要になりますが、iPod touchと共通の機能だけを利用するアプリケーションであれば、 iPod touchのみでの動作確認でも問題ないと思います。iPad用のアプリケーションを開発するなら、iPadを入手しましょう。 シミュレーターと実機では動作が異なることがあり、シミュレーターでは動作するのに実機ではうまく動かないこともあります。 一例を挙げると、プログラムのソースファイル中でのファイル名記述時に大文字を小文字と間違えて書いていた場合、 シミュレーターではファイル名の大文字と小文字を区別しないため何の問題も無く動作しますが、 実機では大文字と小文字はきっちり区別されるため、ファイルが見つからない旨のエラーメッセージが出て動作が止まったりします。 これはほんの一例で、他にもシミュレーターと実機で動作が異なる部分は多数あります。 シミュレーターではうまく動いたというだけでは、動作検証として不十分だということを忘れないようにしましょう。


余談

私の場合はもともとWindows環境に余談ですが私の場合はこれまでWindows環境にどっぷり浸かっていた人間でしたので、 開発用はMac miniを買いました。キーボードやマウスにWindows用のものが流用できるからです。モニタは広いに越したことはないです。 コードの一覧性を考えると、ノートはあまりお勧めできません。ノートでも17インチなら問題ないと思いますが、 それ以外だと後から広い画面が欲しくなり、外部ディスプレイ接続が必須になってしまうかもしれません。


Objective-C関連の情報収集について

Objective-Cの勉強ですが、私の場合は特に本は買ってません。習うより慣れろを実践してしまいました。 メールやFTPのプロトコルの勉強用に本(iPhone対応などというものは見つからなかったのでWindows用です)を買いましたが、 Objective-C関係では一切本は買わず、本家Appleでのサイトやインターネット上で情報収集で済ませています。 これまでにBASICやC、C++、Visual Basicなどに触れた機会があるので、それらの知識からの類推で何とかなっているようです。 本家やXcodeから見られるドキュメントなどの情報が膨大であることも原因でしょう。 あまり人には薦められない方法なので、きちんと勉強したいという方は本を買うのも良いと思います。 当時と違い、現在は機密保持条項の変更により正式リリースされたiPhone SDKについては情報公開が可能なため、 公式以外でもいろいろな情報が手に入ります。

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