Tiny3D

iPhone/iPod touch用3Dエディタ&ビューアーアプリケーション

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rounded cubes all items19 alphablending wire dice

Tiny3Dとは

iPhone/iPod touch用のOpenGL ES 1.1を使用した3Dエディタ&ビューアソフトです。 iPhone用アプリケーションでは世界初の自由に自分で3Dオブジェクトを作れてリアルタイム表示が出来るソフトです。(2009年1月現在)

iPhone/iPod touch には3D表示用にグラフィックアクセラレーターが搭載されています。そのため画面効果やゲームで3D表示機能が利用されています。 ですがそれらは製作者側が用意したものを表示するために利用しているだけです。開発者の側に立てばOpenGLを使って好き勝手にいじることできますが、一般のユーザーが自由にいじれるものではありません。

ユーザー側で好き勝手に3Dの物体を作って画面に表示できるものを作ってみよう。タッチパネルで全画面に表示して、自由に回転・拡大縮小・移動して見られたら面白いのではないだろうか。 パソコンで作ったデータをただ転送するだけのビューアではなく、iPhone単独で編集できるようにしよう。 そうすればたとえ電車の中でも、その場で思いついたオブジェクトをすぐ作れるし、形も色も簡単に変更できて楽しそうだ。

そんな発想で勢いに任せて作ったのがこのソフトです。

現在までにバージョンアップにより機能拡張を続けた結果、以下の機能があります。

3D表示機能

タッチパネルで回転・拡大縮小・移動の各種操作が可能です。デバイス自体を軽く振ると表示開始時の状態にリセットされます。 特に色の設定を行っていない状態でもオブジェクトを立体的に見られる2種類の照明機能もあります(ver 1.6.0にて追加)。

3Dエディタ機能

22種類の基本図形を組み合わせて物体を作ります。基本図形は各種数値設定を変更することで様々な形にできます。 基本図形はこれまでのバージョンアップで8種類を追加しました。基本図形は今後もバージョンアップで増えるかもしれません。 基本図形をこのソフトではエレメントと呼んでいますが、これらの集合体であるパート、およびパートの集合体であるオブジェクトの3階層でデータを作ります。

マクロ機能

登録済みの頂点の位置/色設定の読み込みにより入力の手間を軽減します。 登録済みの値をマクロリスト側で編集すると、それとリンクされている全ての位置/色設定部分が変更されます。 バージョン1.6.0よりマクロとのリンクを各階層で一括してオン・オフできる機能も追加しました。

データ管理機能

アイテムのコピーおよび移動(オブジェクト、パート、エレメントの各単位で可能)、
ネットワーク接続によるサンプルのダウンロード、
FTPを利用したアップロード(ver 1.3.0以降よりDXF形式も選択可能)、
メール添付でのDXFファイル送信機能(ver 1.4.0以降で可能)、
FTPおよびHTTPを利用したオブジェクトファイルのダウンロードが可能です。
バージョン2.0からはDXFファイルのインポート機能も追加、サンプルダウンロード機能とHTTPダウンロード機能を簡易Webブラウザへと統合しています。

3Dビューアーは設定により自動回転やZバッファの有効/無効化、アルファブレンディングによる透過処理もできます。
ダウンロード、アップロードはネットワークへの接続が必要です。通信量が多くなるためWi-Fi接続での利用を推奨します。

なお、このソフト自体は音を出さないため、バックグラウンドでの音楽再生も可能です。


マニュアル

ver3.0対応版マニュアルを見る

ver2.0対応版マニュアルを見る

ver1.6.0対応版マニュアルを見る


サンプル

サンプル

DXFインポート可能サンプル


バージョンアップ履歴

ver 3.6 new

オブジェクトファイルをSTL、DXF、Tiny3D形式でiTunesのファイル共有フォルダへとエクスポートする機能を追加しました。また、逆にDXF、Tiny3D形式のファイルをインポートすることも出来ます。

ver 3.5

iOS6に対応しました。

ver 3.4

第3世代iPadに対応しました。

ver 3.2

iPadに完全対応を行いました。

ver 3.1

基本図形を3種類追加しました。追加された図形は円柱(タイプB)、トーラス、回転体です。 バージョン3.0.1リリース後に発見されたバグ修正も含まれます。

ver 3.0.1

3.0で発見された新規データ作製やオブジェクトのコピーで発生するバグを修正した緊急アップデート版です。 一部インターフェースデザインの変更も行われています。

ver 3.0

内部データ形式をCore Dataへ変更しました。 これまでデータが多くなるとアプリケーション終了時にデータが保存しきれない問題が発生していましたが、 この変更によってデータ量が増えても確実にデータ保存が行われます。そのため不要になった手動保存機能を廃止しました。
DXFデータのメール送信に標準メールアプリの設定データを使用するように変更しました。 そのため標準メールアプリで使用できる送信方法(SSLの使用など)も全て使用出来るようになりました。
データ変更が無い場合の3D表示への切り替えがさらに高速になりました。
3D表示の書き換えがさらに高速化しました。
ツールのコピーやマクロリンクでの操作対象選択方式を変更しました。例えばパートを選択する場合、 まずは選択したいパートを含んでいるオブジェクトを選択し、 次に目的のパートを選択するという操作になります。
ガイドの表示形式を変更しました。

ver 2.0.1

個別オブジェクトの回転に関するバグ修正。

ver 2.0

DXFファイルのインポート機能

DXFインポート

DXFファイルの3DFACE(三角形および四角形のいわゆる3次元のポリゴン製作に使われており、 DXF形式をサポートする3Dソフトからの出力は大抵このオブジェクトへ変換されています。)、 LINE(線)およびPOINT(点)オブジェクト認識しTiny3Dの基本図形(エレメント)へと変換します。 これによりDXF形式で出力したファイルの再取り込みも可能になります(全てのエレメントが三角形や三角扇の集合になるため編集はかなりやりにくい状態ではありますが…)。 700キロバイト程度のファイルであればインポート可能です。なお、同じDXF形式ではありますが図面ファイルは認識できません。 DXFのインポートではカラーコードも認識します。また、それぞれのレイヤーは別のパートとして取り込みます。

AutoCADカラーインデックスのサポート

ACIパレット

色の設定値をAutoCADカラーインデックス(ACI)として入力できるパレットを追加しました。3D表示時の背景色もACIから選べるようになりました。 DXFへの出力時に各パートの名称が異なる場合、それぞれを別のレイヤーとして分離するようになりました。各パートは自動的に別の色を割り当てて出力します。 あらかじめ各エレメントの1個目の頂点の色をACIで設定しておけば、その色で出力することもできます。

ファイルダウンロード・インポート機能の統合

Tiny3Dサンプルダウンロードページ

サンプルとHTTPのTiny3D形式のダウンロードおよびDXF形式のインポート機能を統合しました。 簡易Webブラウザで作者のサンプルダウンロードページを表示し、 ファイルへのリンクをタップしてTiny3D形式ファイルのダウンロード・DXFファイルのインポートを行います。 アドレスバーにURLを入力するなどでリンクをたどることで、非圧縮の対応ファイルであればインターネットから直接取り込むことができます。

ファイル管理方法の変更

これまでの一極集中の管理方法から、各オブジェクトごとの個別ファイル管理へ変更しました。新規作成、ダウンロード、インポートされたオブジェクトは それぞれ別のファイルに保存するようにしました。ダウンロード、インポートされたオブジェクトは組み込み時にデータを保存し、変更があったものだけを保存されます。

ver 1.6.0

マクロリンク フロントライト 間接照明

マクロのリンクをオブジェクト・パート・エレメント単位で一括リンクおよびリンク解除できるツールを追加しました。 2種類の照明(フロントライト、間接照明風ライト)を追加します。これらのどちらかをオンにした場合、立体オブジェクトの色情報は無視されます。 要するに各頂点の色の設定を細かく設定しなくても簡単に作った立体物の形状を把握できるモードです。 エレメント詳細設定画面とツールおよび設定画面のスクロールの引っかかりを軽減しました。 その他バグ修正も行っています

ver 1.5.0

新たに3種類の基本図形(エレメント)を追加しました。今回追加の3種類は頂点数を自由に変更できるタイプになるため、新しい頂点編集画面を使って編集します。

ver 1.4.0

DXFファイル出力をメール添付でも可能にしました。Kigen同様にSMTP認証(PLAINとLOGIN認証の自動切換え)にも対応しています。 3D描画エンジンを見直し表示の高速化を行いました。過去のバージョンとは描画速度が異なるため、 設定項目に最大FPSを追加し、タイミング調整ができるようにました。

ver 1.3.0

FTPでのDXFファイル出力機能を搭載。3D表示画面への移動の高速化などを行っています。

ver 1.2.0

リスト画面上での表示/非表示切替を可能にしました。また、基本図形(エレメント)2種類を追加しました。

ver 1.1.0

位置および色設定マクロの一括消去機能を追加しました。

ver 1.0.0

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